デジタルイメージマガジン写真家プロフィール　五海ゆうじ

1947年島根県出雲市生まれ。東京綜合写真専門学校で写真を学ぶ。
1976年五海裕治事務所設立。以後、広告、映画、雑誌などの写真を主に活動を始め現在に至る。
2005年、花と植物の写真集「Flowers of Romance」でエプソン賞受賞。
写真展を多数開催。著作に写真集「自由の意思」、「NATURE　TALKS」などある。
NPO法人「ジャパンミュージックサポート協議会」を設立し、
ここ数年、音楽家との作業を展開し、作品も数多く残している。

　http://www.geocities.jp/iikonodon/

－五海さんはたくさんの写真集を出されていますが、それと比べて、DigiBookでの写真集の優れた点がどこにあると思いますか？
「DigiBookが便利だというところが一番いいね。そこがまさに印刷媒体とウェブの分け目だと思っている。どこが便利かというと、DigiBookでの写真集が音楽も含めて、クリックすればすぐ見れるというところでしょう。メールで送ることもできるし、これは印刷媒体には絶対できないことだね。このような便利さがあるからこそ、今後、自分の作品もどんどんDigiBookで展開していきたいと考えている。さらに、DigiBookは動画の再生もできるので、写真・音楽・動画が一つのパッケージになり、ページも捲れるし、とても面白くて新鮮だね！」

DigiBookは海外の友達にもすぐ送れるって本当に便利だね。

－「Flowers of Romance」のコンセプトを教えてください。
「私が撮ろうとしたものは、命の輝き、息吹き、そのようなもので、写真を通して、花に語らせることができたら一番素晴らしいと思っている。今回、DigiBookを作るにあたって全体のイメージとかは想定していなくて、大口さんの音楽を含めてスタッフがどんなアレンジをしてくれるのか、とても楽しみにしていた。出来上がったものを見て、音楽と写真の演出が一冊のDigiBookに収まり、さらにクラシックなデザインとうまい具合にマッチングしていると思う。こういう魅せ方もあるんだなって、本当に感心した！」

何かを語っているような花の美しい姿です。